cosmixってバンドやってます。うたのマコです。cosmicな日々を紹介できればと思います。現在は1歳半のやんちゃさん育児中のためバンドメンバーは夫ikbと2人です。よろしキュゥ


by cosmixcosmix

3.11後を生きている

はぁ~。やっとこさというか早というか、1年経ちましたね。
軽い書き出しですが心は悲しんでいます。
書くまでもないけど未だ収束していない事故、こまっている悲しんでいる苦しんでいる被災者の方々、避難してきているが何の保証もない人々、考えただけでいやです。
追悼なんてことばじゃ追いつきません。生き方で示すしかないんじゃないかとおもう。

昨日、VIVA LA MUCICAでライブしました。
反原発、卒原発、とかもっともっと前面に打ち出したライブにしようと思ってたけど、なぜかそんな気持ちに全然なれませんでした。そういう活動もしているけどやっぱり重過ぎます3.11。
それ以外の言葉にならない。
しかし、昨日来てホーホケキョっていって楽しんでくれた人ありがとう。

私は数年間テレビというものと一緒に暮らしていません。それは嘘しか言わない、人々にこうだと思い込ませたい映像を垂れ流しているだけだとわかったからです。
関わっているひとの中にはモチロン善意100%の人もいるでしょう。でも大本のお金を出している人の意思がそうじゃないから結果的にどんなに芸術的なCMであろうとすきなアーティストの曲を使っていようと、たまに本当のことをいう面白い人が出ててもテレビのもっている意思はお金を使ってもらいたい人が使ってもらいたいところにテレビを見ている人を誘導するってとこしかないからです。
そんなもんと一緒に暮らしたくないし子どもにも観せたくないです。

で、それでも3.11直後なんかは少しテレビに期待してました。
困ってる人と助ける余裕が少しでもある人の架け橋にならへんかなって。
どこそこの避難所で物資がこんだけ足りてないとか、報道せえへんかなーって。
でも結果テレビがやったことは計画停電の宣伝。ありもしなかった。計画停電。
母に聞いたところによると、お涙頂戴の避難生活ドキュメンタリーなんかもやっていたそうだし、
あげくのはてに放射能安全神話を垂れよった。
最近ではガレキの広域処理を進めているそうですね。

もともと日本に原子力発電所がいっぱいできてしまったのはテレビの「原子力発電所は安全です。」ってアナウンスにかなり原因があるとおもいませんか?
あんなに危険な核施設を安全だとほざきまくってこのザマなのにまだ放射能は安全だとか言って危険な可能性がかなり高いと思われる震災により発生してしまったガレキを「絆」だとかいうテキトーな名前つけてまた汚染拡げようとテレビ使ってやってるんやで!ってもう何言ってるのかわかりませんが、そう思ってます。
あんまりがっついたら伝わりにくくなりますね。すんまへーん。

まあ、めっちゃ怒ってるし、めっちゃ悲しんでるし、めっちゃうろたえてるし、めっちゃびびってるけど、3.11後よかったと思うことは、毎日が奇跡なんやと心から思えることです。
自分が飢えたり、もんのすごい迫害をうけたり、むちで叩かれながら人に使われたりしてないのって本当にたまたまで、チョコレート食べたいと思ったら食べられたり、友達と海に行ったり、パソコンが家にあったりすることの方が地球全体を見たときに確率的に低いわけで、そこに属してる自分はもっとやらんなんことある、できることあるって前から思ってたけど、そういう気持ちが本当に実感として湧いてきた。
で、そんな気持ちで生きているのって最近流行の「不謹慎」なんかもしれんが喜びなのだ。
もうそれしかないんかもしれん。

そんなことを考えながらの日常のなかで出会った人達の中に強烈な人がいます。
先週辺りだったかその人の住処に遊びに行かせてもらいました。
すごかったでー。今から言うわ。

なんとなく実名を出すのがはばかられるので、わかる人にはわかるしバレバレなんですがI川さん家に行ってきました。
I川さんはもともと左京区でご飯屋さんをやっていらして何度か食べに行ったことがあった。
すごくおいしい店でなんといっても「野菜」←これだいじ! がおいしいお店でした。
久しぶりに行ったとき店はもう閉まっていて残念に思っていたら「K北町に引っ越して自給自足の生活をしてはる」という噂を聞いていました。
秋ごろだったか友達にI川さんが「畑講座」をやらはるから一緒に行かへんかと誘われ興味のあった私は行くことにした。
その「畑講座」で自信の暮らしぶりなどにもふれていて、「家も自分で作った。」「電気、水道、ガスをひいていない。」「食べ物はほぼ家の畑で採れた野菜を食べている。」と知った。
そんなん聞いたらめっちゃ興味わいてまうやーん。で、遊びに行きたいなーと思い、だんなさんのIKBくんもそう思っていたようで連絡先などゲットしてもらった。

しばらくしたら私達にわりと近場でめちゃくちゃ広い田んぼを借りる話が舞い込んできた。
なんじゃー!このタイミング!と借りました。
それでそろそろお米のこと本気で勉強したいなと思ってきて、「どうする?」「I川さんに聞きに行こう!」「家も見せてもらいたい!」って流れで。

IKBくんが案内してもらった道を車で進むと着く直前の橋の途中からまるで「I川王国」とでも言いたくなるような1画が拡がっていた。わたしはワクワクしていた。
門を抜けたらすぐ畑が拡がっていた。でも整備されたいわゆる畑とはぜんぜん違う。
その1画にはいくつかの建物というか小屋があって聞くと、学校とゲストハウスを始めるらしい。
泊まりたいな。
薪ストーブで沸かしたお湯でコーヒーを頂く。
暖房、調理は薪、水道は雨水を汲み置いて蛇口から出るようにしてある。
飲み水は汲みに行く。電気は車で移動するときにバッテリーを充電させておくのとソーラーでまかなう。
トイレは肥料に、トイレで使った紙は薪を燃やす燃料に。
「こんだけ自分でやったら気分いい?」って私の質問に「いいでー」と明確な答えがかえってきた。

畑講座のときにI川さんは「動物はみんな餌場を持っているけど人間は持っていない。あるべきなんだけどお金によって無くなってしまってる」というようなことを言っていた。
その言葉が頭にものすごく残っていた。食べ物の流通に関してお金に依存しすぎた今のやり方ってちょっと不自然なことなんだと思った。
遊びに行ったときも「人間は本来食べ物を自分でどうにかしたり、電気、ガス、水道なんかのエネルギーも自分でどうにかしたり、できるのにお金が介在することによってその能力をうばわれている。」というようなことをおっしゃていてそう言いながらそれを実践しているこの人って。わーすごーーーい。と思っていた。

田んぼや畑に関しても納得がいく自論がいっぱいあって、1聞いたら30ぐらいの答えが返ってくる。
それはまかり通った常識とはちがう話もいっぱいあるけど、なんでそうなってるかを考えると、「この人本気で考えながらやってるからだな」とわかった。草刈1つ取ってもすごく奥がふかいねん。自然に本気で向き合ってるっていうか。
田んぼは初めてだからI川さんに教えてもらったことを基本的にはやった方がいいんやろうと思うけど、この教えてくれはったことに応えるには、鵜呑みにするんじゃなくて私も本気でやらんなんと思った。

帰る時畑を案内してもらった。すごく野生的な畑だった。で、I川さんの顔は畑を観るとき餌場にきた動物の顔になっていた。真剣やった。やっぱりスゴイと思った。気合がすごい。

言われた言葉「初めてだからとか、農薬使わないからだとか、化学肥料使わないからだとかなんのいい訳にもならない。やるんなら自給できるだけ採らないと!」お金からいかにしてはなれるか?自給したい目的はそこそこ!!!
「農薬使わない、化学肥料使わない。だったらいっぱい収穫できないと、だから無農薬はってバカにされるんやで。バカにされるようになったらあかん!」
そのとうりです。気合入れなおします。ってなりました。

まだまだびっくりしたことや印象に残ったことはあるのですが、心の宝石箱にしまっておきます(いや、まじで。)今度行くときは写真を撮る余裕があるかな?

帰りにTwitterでしりあった前から遊びに行きたかったtiyoちゃん家にもいきなりおじゃまさせてもらった。
いろんな話ができてよかった。tiyoちゃんも家にソーラーパネルをつける話をしていた。
田なか暮らしの人はすでに電気の自給に取り組んでる人が多い印象をうけた。
どんどんふえろー、私もいつかは!

今日3・11を迎えて2人から3.11後の生き方のヒントをもらっていたことに気づいた。
感謝!

帰り道2人からうけた余韻のようなものが胸に残って口数が減った。
なんか瞑想状態でした。
ありがとうございました。

私達の田畑の名前は「ANARCHY In THE FARM」ぼちぼち始まってまっせ。
お上にはたよれまへーん。
[PR]
# by cosmixcosmix | 2012-03-11 10:28 | days